こんなの↓をやる設定です (zaw.zsh で Mendely で管理している論文PDFを選んでいる様子):
シェル環境で使える anything.el ライクな環境は zaw.zsh と canything のふたつがある (もっとあるかも?)。
zsh の魔術(ウィジェット)なのでカスタマイズするのにとっつきにくかった。
設定は、ウィジェットを定義したファイルを source すればOK。 例えば、
source path/to/zaw-mendeley.zsh
を .zshrc
で zaw.zsh
を source したあとの行に加える。
パイプで受け渡しができて使いやすい
<候補を出力するコマンド> | canything | <絞り込んだ結果を受け取るコマンド>`
という具合に使える。
→ 修正されたようです! コメントで作者さんからAND検索が出来るようになったと教えてもらいました (2011-05-11 追記)。
使い方は canything: CUIでAnything にある。
例えば、 .zshrc
で下に書いてある ja
とか gy
ようなシェル関数を定義すれば良い。
Mendeley は論文を管理してくれるソフトウェア+ウェブサービス。 ローカルにあるディレクトリにPDFを著者名や年や論文名を含めた ファイル名で保存してくれるので、それを使って絞り込める。 一番上の画像でやってるのがそれ。
→
Bitbucket で zaw-mendeley.zsh
のソースを見る
gistyは、 Gist
の管理をしてくれるコマンド。
(gistコマンドよりちょっと便利なgisty - SWDYH)
gist list
ってやればリポジトリ一覧を見せてくれるんだけど、
ディレクトリ名がランダムで分かりにくいのでanythingライクに絞り込めると便利。
→
Bitbucket で zaw-gisty.zsh
のソースを見る
canything バージョン:
gy(){
local choice="`gisty list | canything`"
if [ $? -eq 0 ]
then
local gitdir=`echo $choice | cut -d":" -f1`
local destpath=$GISTY_DIR/$gitdir
if [ -n "$gitdir" -a -d "$destpath" ]
then
cd $destpath
fi
fi
}
z/j はよく行くディレクトリに一発でジャンプできるコマンド。
過去に行ったディレクトリを記録しててくれて、その頻度からジャンプ先を勝手に選んでくれる。
例えば、 ~/repos/arataka.github.com/
なるディレクトリでよく作業をしているなら、 z arataka
とやれば一発でそこに行ける。
このコマンドにも anything ライクに使えるようにした。
ちなみに、 z/j には色々なバージョンがある(下)。 z が最新バージョンで、特別な設定なしでも zsh で使えるので、使うなら z が良いはず。
zaw.zshでディレクトリスタックを選択したい。 - hchbaw記 とやりたいことは似ているけど、ディレクトリスタックだとそのセッション以外で行ったディレクトリにアクセス出来ないのが難点。 z/j だと過去に行ったディレクトリならどこへでも行けるし、よく使うものほど上に来るので使いやすいと思う。
→
Bitbucket で zaw-z.zsh
のソースを見る
canything バージョン:
ja(){
local destpath=`j 2>&1 | sed -n -e '2,$p' | sed 's/^[0-9\\. ]*//' | tac | canything`
if [ $? -eq 0 -a -n "$destpath" -a -d "$destpath" ]
then
cd $destpath
fi
}